南国の花が咲き乱れる美しい水の宮殿が【タマン・ウジュン】です。バリ島カランアッサム王国のもうひとつの王宮として知られています。「ティルタ・ガンガ」の水の宮殿の前に作った王宮です。アムラプラの街からのどかな田園地帯を車で走り、南へ5キロほど行った場所にあります。
1901年から建設が始まり、1920年ごろにヨーロッパの影響を受けたタマン・ウジュンは完成しました。カランアッサム王の静養と迎賓用に建てられました。地震により長らく廃墟となっていましたが、2004年に史跡公園として整備され、美しくなりました。
橋を渡り宮殿の中を見学することができます。宮殿へと続く橋の下は、蓮の花畑になっていて、癒されます。中はリビング、客室、寝室、子ども部屋で構成されていて、美しい造りの宮殿内を見ることができます。公園内には、南国の色鮮やかな花や小さな動物たちもいて、水の宮殿に花を添えています。
タマン・ウジュンの敷地には、2か所の高台があり、鏡のように美しい湖と宮殿を一望できるようになっています。バレ・ブンダル(丸いバレ)は、少し低くなっており水に浮かぶ宮殿の全景がきれいに見えます。もうひとつの高台からは、宮殿の向こうに海を眺めることができる絶景を望むことができるので、いちおしです!。